地元産酵母「彦根麦酒酵母K-21」を使った 産学連携クラフトビール 「志成(シセイ)」を開発しました。

この度、株式会社彦根麦酒は、長浜バイオ大学の向教授、河瀬中学・高校科学部様と連携し、

地元産の酵母「彦根麦酒酵母K-21」を使用したクラフトビール「志成(シセイ)」を共同開発しました。

2023年5月2日(火)からを限定40本を販売いたします。

弊社はクラフトビールの原材料のすべてを彦根産原料でまかなう「ALL HIKONE BEER」の開発に2020年からとりくんでいます。酵母については長浜バイオ大学フロンティアバイオサイエンス学科の向由起夫教授と共同研究契約を結び、彦根産酵母の分離研究を行っています。
その中で2021年に滋賀県立河瀬中学・高校科学部とも連携し、2021年に彦根城跡地にて、河瀬高校科学部の宮尾悠生くんが採取したキノコからビール発酵に適した酵母が発見されました。私たちはこれを「彦根麦酒酵母K-21」と名付け、小規模な試験醸造を経て、製品化に成功しました。「志成(シセイ)」という商品名は、河瀬中学・高校の校訓にちなんで酵母を採取した河瀬中学・高校科学部の皆様に考案いただき、決定しました。

「志成」の由来は、河瀬中学高等学校の校訓です。志があるものはなんでもできるという意味を持ち、中国の後漢書に由来します。今回発売されるビールは、僕たち科学部が共同研究の際に発見した酵母を使用しました。みなさんに私たちの活動の歩みやビール造りに関わった方々の大志を少しでも感じていただけたら嬉しいです。 河瀬高校科学部2年 宮尾悠生(酵母採取者)

今回の商品発表では少数販売の予定ですが、今後本仕込み醸造にて製品化を目指します。

商品ページはこちら
https://hikonebrewing.jp/portfolio-item/shisei/