【彦根産酵母探索プロジェクト:河瀬高校にてプレーティング作業! vol.03】

前回彦根城で採取した植物から酵母の分離実験がいよいよ始まります。(2021年7月に実施)

今回の目的である「酵母の分離」をわかりやすく説明すると、
採取した植物などのサンプルをそのまま顕微鏡で観察しても、酵母がふくまれているかはわかりません。
そのため、酵母を解析するために酵母を増やして「コロニー」(酵母の集団)を作る必要があるのです。

まずはコロニーを作るためのプレーティングという作業から。

先日採取したサンプルから抽出したサンプルをプレーティングする作業に挑戦しました。プレーティングとは、植物サンプルを水に混ぜて作った懸濁液(けんだくえき)をピペットを使い、写真のようにプレートに撒く作業です。

生徒たちは向先生の説明を聞きグループに分かれて作業に入ります。

非常に細かく集中力が必要な作業ですが、学生たちは一生懸命作業していました。
次回は8月3〜5日の3日間にかけて実験を行います。

次回は実験の様子を詳しくお伝えします!